交通事故で負傷した場合、むちうち（頸椎捻挫）と診断されることが多いです。むちうちは、局部に頑固な神経症状を残すものとして後遺障害等級第１２級１３号に該当するや、局部に神経症状を残すものとして同１４級９号に該当する、後遺障…

相続人全員で遺産分割協議をした後で、遺言書が見つかった場合 遺言書の内容に反する遺産分割協議は原則として無効となります。ただし、相続人全員が納得するのであれば、遺言書の内容と異なる遺産分割協議も有効となります。ただし、全…

問題社員に対して懲戒処分を行う場合には、①就業規則や労働契約において予め定めがある、②問題行動に対する処分が合理的なもの（重すぎない）、③きちんと調査を行い、本人に弁明の機会を与えるといった配慮が必要です。対応を間違える…

逸失利益の求め方 後遺障害が残った場合、仕事や家事に大きな影響が出てしまいます。そこで後遺症による逸失利益が支払われます。 この逸失利益は、基礎収入 × 労働能力喪失率 × 喪失期間に対応するライプニッツ係数で求められま…

婚姻費用や養育費を取り決めした後に、事情が変わり支払いが難しくなった（支払う側）、取り決めをした金額では足りない（支払いを受ける側）という場合には変更を求めることができます。当事者の間で話し合いがまとまらない場合は、家庭…

少年事件では、犯罪の嫌疑があると判断された場合は全ての事件が家庭裁判所に送致されます（全件送致主義）。家庭裁判所においては、非行事実の他、少年の要保護性が審理の対象となります。 この要保護性とは、将来再び非行に至る可能性…

不貞慰謝料の相場は５０万円～３００万円と言われています。金額に幅がありますが、不貞慰謝料については、以下のような要素が考慮され決定されます。 婚姻関係への影響、程度 婚姻関係が破綻（離婚）したといえるのであれば慰謝料は高…

離婚事由については民法７７０条に定めがあり、①配偶者に不貞な行為があったか、②配偶者から悪意で遺棄されていたか、③配偶者の生死が３年以上明らかでないといえるか、④配偶者が強度の精神病にかかり、回復の見込みがないといえるか…

保険会社からの示談金の提示の際は後遺症慰謝料の金額を御確認ください。